孤食ロボット1巻 第2話 感想

前回に引き続き、孤食ロボットの第2話をしっかり食後に読みました。
今回は単身赴任中の男性佐倉さんが主人公で、お店で貯めたポイントと交換でアンドロイドを手に入れます。
さっそくアンドロイド指導の元、お米を研いだり、出汁から味噌汁を作ったりしますが、普段から塩分多めの食事が多い佐倉さんには薄味すぎたようですね。

こちらのお話ではお米の研ぎ方、味噌汁の出汁取りなど、いつも食べるけど、ちゃんとした作り方を知らなかったなぁー…という料理の作り方が載っています。
余裕があれば、土鍋で炊いたお焦げ付きのほかほかご飯も食べたいですね。

加えて、和食の定番メニューである肉じゃがの味付けの仕方も、アンドロイドが一生懸命教えてくれます。
料理のレシピ集では無いので、これから料理を始めたい方には少々敷居が高いですが、作れるけど正しい作り方って知らないや〜という方は、ここから得た知識を料理に活かせそうです。

アンドロイドと料理を楽しみつつ、家族のような居心地の良さを感じる佐倉さんに、突然異動の話が舞い込みます。
やっと家族と一緒に暮らせると喜ぶ反面、実はこのアンドロイド、単身者専用であるため、お別れしないといけないことに…。

少し切ないお話でしたが、一人暮らしの人にとって、一緒に料理の支度をしたり、会話を楽しんだりできる存在がいることは大きいなと感じました。
単身者でなくとも、このアンドロイドは一家に一台欲しいところ。
いつか実現しないかなー。